2024-03

浮世絵

駿州大野新田

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「駿州大野新田」について説明する。 この浮世絵の大野新田は、現在の静岡県富士市につくられた新田集落で往時は葦の生い茂る沼沢地を干拓してできた土地だと思われる。 大野新田を通る東海道からの富士山の眺めである。...
浮世絵

相州仲原

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「相州仲原」について説明する。 この浮世絵の仲原は、現在の平塚市の相模平野の真中にあった中原宿である。。江戸に向かう中原道と大山参詣に利用された大山道が交わるのが中原宿である。 1595年から1657年まで...
浮世絵

東海道金谷ノ不二

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「東海道金谷ノ不二」について説明する。  この浮世絵の金谷は、現在の静岡県島田市の金谷宿である。 金谷宿は、大井川の西岸に位置する東海道の24番目の宿場である。 大井川は「箱根八里は馬でも越すが越すに越され...
浮世絵

本所立川

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「本所立川」について説明する。 この浮世絵の立川(たてかわ)は、東京都墨田区の地名で、旧本所区に当たる本所地域内である。東京都であるから立川の漢字はやはり「たちかわ」と読んでしまいそうである。現行行政地名は...
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