2023-10

浮世絵

登戸浦

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「登戸浦」について説明する。この浮世絵の登戸浦は、現在の千葉県千葉市にある。当時は江戸湾の湊で江戸築地に荷揚場を持っていた。年貢米や海産物を房総半島から江戸に海上輸送する拠点でした。このあたりの海は遠浅朝で...
浮世絵

上総ノ海路

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「上総ノ海路」について説明する。この浮世絵の上総は、現在の千葉県中南部一帯を指す。この一帯は江戸時代は多くの湊があり、江戸と結ぶ江戸湾の海運で賑わっていて海運で大いに賑わっていた。「「五大力船」または「弁財...
浮世絵

下目黒

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「下目黒」について説明する。この浮世絵の下目黒は、現在の東京都目黒区下目黒になる。当時は田畑が多い農村で、将軍が鷹狩りをする御鷹場としても知られていた。浮世絵の構図は、画面の中央、道端で話をしている2人の男...
浮世絵

相州梅沢左

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「相州梅沢左」について説明する。この浮世絵の梅沢は、現在の神奈川県中郡二の宮の庄にある。押切川のほとりで富士が眺められる場所である。「梅沢左」とあるが「梅沢庄」または「梅澤在」が正しいと思われる。梅沢は大磯...
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