東海道五十三次の解説 55 京師

東海道五十三次

第2回 東海道五十三次の解説 55 京師《三条大橋》

北緯35度00分32.66秒 東経135度46分18.25秒

「京師(けいし)」とは、京の都、つまり京都のことです。
現在の京都市東山区にあたります。江戸の日本橋を起点に始まった《東海道五十三次》も京の玄関口といわれた三条大橋が終着点であります。
一級河川の鴨川に架かっている三条大橋。最初に橋が架けられた時期は室町時代といわれています。
天正17年(1589年)、豊臣秀吉の命により五条大橋と共に増田長盛を奉行として石柱の橋に改修されました。
江戸時代には五街道のひとつ。幕府直轄の公儀橋に位置付けられていました。その後、元禄、明治、大正の各時代に橋の架け替えが行われました。

①「保永堂版」大橋の全体像を表現しています。
川向こうには京都の町並みが広がり、その背後には東山三十六峰が見えます。
本図で三条大橋の橋桁は木組みで描かれていますが、実際は石製の橋杭でした。
橋上は駕籠持ちや飛脚、茶筅売り、被衣姿の女性、見物客など多種多様な人々で賑わい、古来より栄えてきた京都の活気を思わせます。

②「行書版」大橋を拡大して表現しています。

➂「隷書版」大橋をさらに拡大して表現しています。

④「北斎版」は京都と地名が書かれています。三条大橋の構図ではなく京都御所の構図を思われます。

⑤「旅画像」三条大橋の中央から北に向け撮影しています。

⑥「スタンプ画像」スタンプはきれいに押されていませんが、JR京都駅のスタンプであります。

                    保永堂版

                     行書版

                     隷書版

                   北斎版

              三条大橋の中央から北に向け撮影

                 JR京都駅のスタンプ

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