2023-09

浮世絵

東都浅草本願寺

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「東都浅草本願寺」について説明する。 この浮世絵は観光客で賑わう浅草本願寺である。現在の台東区浅草に位置する。もともと神田明神下にあったが、1657年の明暦の大火の後、浅草へ移転した。 大屋根をもつこの壮大...
浮世絵

駿州江尻

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「駿州江尻」について説明する。 この浮世絵の駿州は、駿河国で江尻は清水港に隣接した東海道の宿駅である。 現在の静岡県静岡市清水区にあり、姥ヶ池近辺を描いている。大きく蛇行する土手の道の先には姥が池の水面が白...
浮世絵

甲州三嶌越

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「甲州三嶌越」について説明する。 この浮世絵の三島越とは、甲府盆地から富士山麓を経て駿河国・相模国へと続く鎌倉往還で三島へ抜ける道である。場所は山梨県と静岡県の県境当たりである。 この浮世絵の構図は鎌倉往還...
浮世絵

遠江山中

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「遠江山中」について説明する。 この浮世絵の遠江は現在の静岡県西部で、その山の中に位置する。 山の中なのに、大きな木がない。日本の山の中では、杉とか雑木が多く茂っているはずであるが不思議な光景である。 巨大...
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