2023-08

浮世絵

信州諏訪湖

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「信州諏訪湖」について説明する。 この浮世絵の諏訪湖は長野県諏訪市にある湖である。信州諏訪湖は、栄泉や広重も描いており、当時人気のある観光スポットだった。諏訪湖畔には、上諏訪・下諏訪その他の町が古くから発達...
浮世絵

甲州石班澤

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「甲州石班澤」について説明する。 この浮世絵が描かれた場所は、富士山北西部を流れる笛吹川と釜無川が合流し富士川となる地点、鰍沢(現在の山梨県南巨摩郡)付近とみられる。鰍沢は、内陸の甲斐国・信濃国と駿河湾を結...
浮世絵

常州牛堀

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「常州牛堀」について説明する。 この浮世絵の牛堀は霞ヶ浦の東岸、現在の茨城県潮来市(いたこし)潮来町(旧牛堀町)に位置する。牛堀は霞ヶ浦の東岸。往時は、鹿島や銚子などヘ向う航路として、多くの船の行き交いがあ...
浮世絵

武陽佃嶌

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「武陽佃嶌」について説明相州七里浜について説明する。 この浮世絵は現在の中央区佃島で、今は地名だけで島ではなくなっている。 佃島は元々、隅田川の河口に自然にできた寄洲。徳川家康は幕府を江戸に置くにあたり、江...
浮世絵

相州七里浜

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の「相州七里浜」について説明する。 この浮世絵の七里ヶ浜は、現在でも多くの観光客が訪れる神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎に位置する海岸。鎌倉山と呼ばれる丘陵付近から富士を望む小動(こゆるぎ)岬や江の島が描かれている。富...
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